潜流瀑(滝の形態その5)
川が落下して生まれる滝ではなく、断崖から
地下水が湧出して滝となったもの。いわゆる
伏流水が地表に出てきたものが滝となっている
もので滝の形態としては極端に数が少ない。
なお、この潜流瀑には美瀑と呼ばれるものが
多いのも特徴の一つである。
※添付の写真は左側が「白糸の滝」で、
右側が「元滝」です。
(3号・佐竹)
川が落下して生まれる滝ではなく、断崖から
地下水が湧出して滝となったもの。いわゆる
伏流水が地表に出てきたものが滝となっている
もので滝の形態としては極端に数が少ない。
なお、この潜流瀑には美瀑と呼ばれるものが
多いのも特徴の一つである。
※添付の写真は左側が「白糸の滝」で、
右側が「元滝」です。
(3号・佐竹)
ゆるやかな斜面を渓流のように流れ落ちる滝。
一枚岩の上を滑るように下る急流部分のことで、
一般的にその斜度は45度以下とされています。
※添付の写真は左側が「粟又の滝」で、
右側が「乙字ヶ滝」です。
(3号・佐竹)
階段状の段差をつくり、2段3段、ときには5段7段と
何段にもなって落ちる滝。直瀑がつらなった形で、
それぞれが滝壺をもつ場合もあります。
※添付の写真は左側が「阿寺の七滝」で、
右側が「轟の滝」です。
(3号・佐竹)
傾斜した断崖にかかり、流れが岩にあたって
幾筋にも末広がりに枝分かれする滝のこといいます。
男性的といわれる直瀑に対し、その優しく美しい姿から
「女性的な滝」といわれることも多いです。
直瀑に豪瀑といわれる滝が多いのに対し、
美瀑と呼ばれる滝が多いのも分岐瀑の特徴です。
※添付の写真は左側が「姥ヶ滝」で、
右側が「龍双ヶ滝」です。
(3号・佐竹)
ほぼ垂直に切り立った断崖の落ち口から
真っ直ぐに直線的に落ちる滝のこと。
日本三大名瀑である那智の滝や華厳の滝も
この形態(直瀑)であり、滝の形態の中では
最も一般的でポピュラーな形態であるといえます。
その力強い姿から「男性的な滝」といわれる
ことも多く、豪瀑といわれる滝はこの直瀑である
あることが多いです。
※添付の写真は左側が「栴檀轟の滝」で、
右側が「東椎屋の滝」です。
(3号・佐竹)
皆さん、滝といったら、どんな滝を思い浮かべますか?
おそらく大多数の人は滝の落ち口から滝壺まで
真っ直ぐに落ちている滝の姿をすぐに思い浮かべる
ことと思います。実はこうした形をした滝のことを『直瀑』と
呼んでいますが、日本三大名瀑として抜群の知名度を誇る
『那智の滝』や『華厳滝』もこうした直瀑であり、滝の形態の
中では最もポピュラーで一般的な形です。
と、ここまで読んでいただいた方の中には
『逆に直瀑以外の滝なんてあるの?』
と不思議に思われる方が圧倒的に多いと思いますが…
実はあるんです!!!
滝の形態は大きく分けて『直瀑・分岐瀑・段瀑・渓流瀑・潜流瀑』
の5つに分類することができます。もちろん実際にはこれらの
複合形である場合も多いのですが、まずは明日からこの5つの
滝の形態についての説明をさせていただきたいと思います
ので、どうぞ宜しくお願いします。
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