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2015年3月

本日をもちましてこのブログでの活動を休止します(1号森本)

 以前よりお知らせしているとおり、本日をもちましてこのブログの更新活動を休止することになりました。2009年に開始したこのブログも6年目にして一区切りとなります。本当に長いようで短い6年間でした。ここまで続けられたのは、いつもご覧くださっていた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。


 さて、このブログでは滝の魅力を伝えるべく色々と書いてきました。でも、これはあくまでも我々の滝に対する思いであり、100人の人がいれば滝に対する思いも100とおりあるわけです。それでも、もしこのブログが皆様が滝を巡るときの参考になっていたならば、こんなに嬉しいことはありません。


 このブログの目的とはなんだったのか? それはもちろん滝の魅力を広く伝える事です。その目的が目に見えるほど大きく果たせたとは思いません。でも、もしこのブログを見て滝に興味を持ってくれた人が少しでもいるならば、これまで続けてきてよかったと思えるのです。それは、ほんの小さなことでもかまいません。これまで滝は華厳くらいしか知らなかった人が、那智や袋田も知ってくれたとか、滝百選があることを知ったとか、そんなことでいいのです。それだけでも我々には大きな喜びになります。


 ブログは今日限りで休止になりますが、我々の活動が終わるわけではありません。こちらについては、今後はそれぞれの個人サイトをご覧いただければ幸いです。また、このブログも定期更新は終わりますが、何かあったときには不定期更新されるかもしれませんので、時々チェックしていただければ嬉しいです。


それでは皆様、また会う日まで


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このブログでの活動を休止します(3号佐竹)

2月14日に森本さんとBALさんと3人で久しぶりに集まって今後このブログを
どうするか話し合いをしました。結果、一旦活動停止をすることになりましたが、
その日から翌日にかけて、

私は「滝の世界で自分ができることはすべてやった」
という気持ちと「結局、滝の魅力や滝の素晴らしさをマニア
以外の方に届けることができなかった」
という二つの気持ちが
入り乱れて心の整理がなかなかできずに悩みました。

私たちが滝通として世に出たのはご存知の通り『TVチャンピオン滝通選手権』
ですが、当時滝は好きでも「どー考えて実力不足」であったにも関わらず、出演
してしまった私は「出るべきではなかった」という後味の悪さだけが残る結果
となってしまいました。

その罪滅しに「滝の素晴らしさや滝の魅力を世に発信する」
のが、以後私に課せられた使命だと思って今日まで過ごしてきました。

でも、結局、滝の魅力や滝の素晴らしさをマニア以外の人に届くようには発信
できなかった、やっぱりその閉鎖的な世界を打ち破れなかった・・・
と、
しばらくは無力感や脱力感に苛まされる日々を過ごしました。

しかしそんなある日。2月14日に森本さんとBALと会って話した時のことをふと
思い出しました。それは森本さんもBALさんも「結局、滝にハマるということは
道がないところを少なからず危険を冒して沢登りやら何やらして山奥に
ある滝にわざわざ逢いに行くということになるので、滝が一般的な存在

なるわけがない」
と言っていたことでした。


そしてやっぱり滝は・・・


『どれだけ苦労したか、どれだけ道中がツラかったなんだよな・・・』という
結論に至りました。この感覚は滝マニアにしかわからない領域です。

でも、どれだけ苦労したか、どれだけ道中がツラかったによって感動の
度合いが違う
とか言ってる時点で、当然ながら、普通の人に理解されるはずが
なく、それであるが故に『滝が流行るはずも理解されるはずもない』
よなぁ~との想いにも至りました。

結局のところ、滝マニアはコアになればコアになるほど、そういった苦労を厭わない
変人の度合いがより一層深まる傾向にあります。気が付けば私も最近ではちゃんと
した道のある滝にはほとんど行かなくなりました。

このブログを一旦休止にすることを決断したことで、滝通選手権に出場後に
私がずっと探し求めていたものについにたどり着いたようです!


『滝とは何ぞや』というシンプルだけどなかなか見付からなかった
答えが「はっきりと」見えました!



繰り返しになりますが、やっぱり滝は・・・

『どれだけ苦労したか、どれだけ道中がツラかったであり・・・』

それ故に
『滝が流行るはずも理解されるはずもない』んです。


っていうか、私は、本当はどんなに頑張っても滝が流行るわけがないのは
薄々気付いていたような気がします。っていうことはもはや確信犯ですね。。。

いずれにしてもようやく、滝とは何ぞやというシンプルだけどなかなか見付から
なかった答えが今「はっきりと」見えました!とっても清々しい気分です。満ち
足りました!そして自分に何が足りなかったのかもはっきりとわかりました。

要はどれだけ苦労するか、どれだけ道中がツラいかということは
そういった難抗滝にアタックするスキルをどれだけ持っているか

ということでもあり、そういった意味でも私は森本さんやBALさんには
遠く及ばないということを改めて痛感しました。

それでも私一人では到底たどり着けなかったであろう難抗滝に共にアタックする
大勢の滝仲間と知り合えたというのは本当にかけがえのない財産だと
思います。

御来光、茶釜、千丈、双門、七ツ釜、山之口谷大滝、布引、三沢、岩屋谷、清五郎、
澗満、赤黒、不帰、蔵王不動等々、一人じゃ絶対に無理でした。苦楽を共にした
仲間はかけがえのない一生モンの仲間です!


滝が大好きで本当に良かったです。

思えば2007年8月に滝通選手権に出場して、その後、2009年7月からこのブログを
始めてから5年あまり。これまでの思い出をツラツラと書かせていただきますと・・・。

○テレビチャンピオン滝通選手権に出場したこと

○滝のトークイベントを7回開催したこと

○北精進ヶ滝で秘瀑ツアーを開催したこと

○最初のうちは森本さんやBALさんと話をしていてもレベルが違いすぎて
  まったく話に付いていけなかったのが、いつの頃からか何とか付いて
  いけるようになったこと。

○日本の滝百選をすべて訪ねることができたこと

○三沢大滝にチャレンジする計画をBALさんに相談した時に「ついに佐竹
  さんもそこまでのレベルになりましたかぁ~」と言われてウレシかったこと

○森本さんとBALさんと一緒に「この滝がすごい!」を出版できたこと

○日本の滝百選選考委員の永瀬先生がご存命のうちに、
  滝百選選定の経緯についてお伺いする機会を作れたこと

○不帰の滝にアタックする計画を立てていた時に5号プラリネさんに
  「しゃけさんはもういっぱい場数をこなしてるから(^^;でも、あたしたちも
  最初は北精進ヶ滝から少しずつ始めたじゃないですか~」と言われ
  知らない間に自分も成長してたんだなぁと感じたこと。



また最後になりますが、これまでこのマニアックなブログをご覧いただき
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。


それでは!いつかどこかの滝壺でお逢いしましょう!Dscn2274
~沖縄県西表島のピナイサーラの滝壺にて~
Satak
(3号佐竹)
 

これまでに訪ねた滝の中から本気でベスト10の滝を選んでみました(1号森本)

 ついにこのブログもグランドフィナーレの時が近づいてきました。長いようで短い時間でしたが、思い出を一杯残すことができました。みなさま、どうもありがとうございました。

 さて、フィナーレを飾るにふさわしいお題は、これまで見た滝ベスト10です。なかなか選ぶのは難しかったですね。今回ベスト10に入った滝達は、その素晴らしさが選ぶ基準にもちろんなっているんですが、それ以上に「思い出補正」が強く入っていると思います。滝そのものとしてはベスト10に入るほどではないんじゃないか? と思える滝でも、自分が苦労してやっと出会えた滝などは、ここに入ってくるのです。人にはそれぞれ好きな滝があるでしょう。なので、このベスト10はあくまで私のベスト10であって、他の人には、それぞれのベスト10があるわけです。みなさんも機会があれば、マイベスト10を作ってみてください。きっと素晴らしいものになると思います。

(10) 百間滝

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 先日噴火して多大な被害が出てしまった、御嶽山のふもとにおちる秘瀑。長野県側ですが、岐阜県の濁河温泉から入った方が楽でしょう。現在は立入禁止区域から外れているとは思いますが、もし行かれる場合は十分な注意が必要でしょう。
この滝の素晴らしい所は、その滝の流れにあります。落差が70mもあるのに、滝の真下にいてもやさしく接してくれます。今まで行った中でも、滝壺の心地よさはトップクラスでした。

(9) 三条の滝

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 言わずと知れた尾瀬の名瀑にして、水量日本一と言われる滝です。この滝がベスト10に入った理由としては、やはり滝壺に行く事ができたことが大きいでしょう。水量は比較的少ない秋に訪れたのですが、滝壺では頭上から落ちてくる水塊に恐怖を覚えるほどでした。きっと5月の融雪期だと、瀑風で吹き飛ばされてしまうのではないでしょうか。

(8) 安の滝

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 しばらくこの滝へは行っていませんが、思い出してもやはり素晴らしい滝だと思います。通常の優雅さ、増水時の迫力、何度行っても同じ姿ではない、常に新鮮な気持ちで見られる滝です。誰でも行けますが、過度に観光開発されているわけでもなく、環境が保たれている点も素晴らしいですね。

(7) 白滝(日暮らしの滝)

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 青森県の白神山地の最奥にかかる、本当に秘境の滝です。たしかに滝としての素晴らしさもあるのですが、私がここに選んだ理由は、今まで訪れた滝の中で最も苦労した滝だからです。滑落して負傷という痛い目にもあいました。目をつむれば、滝姿はもとより、その行程の全てを思い出すことができます。車で簡単に行ける滝の中には、この滝より素晴らしい滝はいくらでもあります。しかし、やはり私にとって一番大事なのは、苦労した思い出なのです。

(6) 布引滝

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 日本に数ある布引滝の中で、ここに選んだのは日光市の布引滝です。遊歩道は途中までの整備でストップ。滝壺へ行くには険しい道なき道を辿らなければ行けません。この滝は段瀑としての良い所を全て持っている点が高評価です。つまり、滝壺へ行っても全ての段が見える、直下まで行ける、遠望でそのスケールを楽しめる場所がある…などなどです。無数にある日光の滝の中でもトップクラスのこの滝を、ベスト10から外すわけにはいきませんでした。

(5) 八町滝

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 たくさんの名瀑を抱えている紀伊半島。その中でもこの滝は特殊です。海岸からよく見えるのに、滝壺へは日帰りで行く事ができないのですから。そして個人的にこの滝をベスト10に入れた一番の理由は、過去に記録のない尾根コースで滝壺へ挑み、成功したことが思い出として強く残っているからです。それまでこの滝を訪れた記録は、どれも危険な沢登りルートでのものでした。しかし、ザイルなしでも辿り着ける尾根ルートを開拓できたことは、個人的にとても嬉しかったのです。そしてこれ以来、あちこちの滝を沢ルートではなく尾根ルートで目指すことになったのです。

(4) 迷滝

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 個人的に分岐瀑ナンバーワンの滝がこの迷滝です。落差が大きいにもかかわらず、滝壺で見せてくれるのはやさしい流れ。それでいてとても雄大。そして滝壺で何時間でも過ごしたくなる、それがこの滝の魅力です。迫力のある滝を求める人には、それほどの魅力はないかもしれません。しかし、個人的には、滝に触れ、滝の懐深く抱かれるような暖かみを感じることができる、この滝が大好きなのです。

(3) 岩屋谷雄滝

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 紀伊半島の滝が続きますが、それだけこの地域には素晴らしい滝が多いと言う事なのです。その中でもこの滝は、有数の落差と規模を誇る名瀑です。ただし、辿り着くのは1日がかりとなるのですが、それだけ苦労しても絶対に訪れるべき滝の一つといえます。岩屋滝滝は、上流の雄滝と下流の雌滝をあわせた総称です。雄滝の130mには及びませんが、雌滝の方も落差70mの直瀑で、その上裏見の滝という超個性的な滝です。時間があれば、ぜひ両方の滝をあわせて見ていただきたいと思います。

(2) 小木森滝

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 とてもとても大きな滝。この滝を語るのはその一言に尽きます。そして、滝壺に辿り着くには、危険と苦労がとてもとても必要です。その滝壺から見ると、遙か頭上の落ち口から迸る瀑水が、岩盤に当たりながら大迫力で流れ下り、深い滝壺への飲み込まれていく。滝としてはごく当たり前のことだけれど、その当たり前のことが「すごい!」と思えるのがこの滝です。とか書いてみますが、文章で魅力を表すなんて所詮は無理なこと。この滝の魅力は、実際に訪れた人にしか、わからないかもしれません。

(1) 百四丈滝

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 私にとって、これからも滝のベスト1で居続けるのがこの百四丈滝です。20年以上も憧れ続け、苦労して辿り着いた日本一の直瀑、そして日本一の裏見滝。これ以上、何を望むことがあるでしょうか。いいえありません。少なくとも私にとっては、これ以上に望む物はありません。私の滝人生の中で、この滝に出会えたことが一番のしあわせです。この滝を目にしたとき、滝が好きで本当に良かったと思いました。百四丈滝には心からの感謝を送りたい、「出会えて良かった。ほんとうにありがとう!」と。 

 さて、このベスト10は、あくまでも今までに訪れた中でのベスト10にすぎません。このブログは一旦休止しますが、私たちの滝巡りが終わるわけではありません。またいつの日か、新しいベスト10を作り、みなさまのお目にかける日が来ることを楽しみに、これからの日々を過ごしていきたいと思います!

 このブログの記事も残り僅かとなりますが、最後までお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

これまでに訪ねた滝の中から本気でベスト10の滝を選んでみました(4号BAL)

楽しかった五年間五年間~

僕たち~私たちは~

滝通ブログを~

(一同)卒業します!

本当に長らくお世話になりました! どちらかというと辛いというイメージしか残っていない滝通ブログですが、よくここまで続けて頑張ったなぁと自分をちょっと褒めてあげます。
ここまで続いたのは佐竹さんに尻を叩かれまくった結果でしょう。よくぞあれだけのネタを思いついたものです。マジ凄いっす。

思い返せば、この滝通ブログを始めるよと嫁さんに伝えたときに「また滝の時間が増えるのね」と棘のある言葉を頂いたのをよく覚えています。
通勤時にケータイで記事の下書きをして、帰宅してからPCを立ち上げて文書作って写真を選んで、その作業は深夜まで続いて、あげく会社を遅刻したこともありました。
3~4日に一度は自分の番が回ってくるピーク時は大変でした。終始ブログのことを考えている感じでした。よく乗り切ったものです。
記事のペースが落ちてからは自分のアップ日を忘れてしまって、(未完)で上がったこともシバシバ。ご迷惑おかけしました。
そんなこんな沢山の記事と写真を貼り付けましたが、どれか一つでも皆さんの滝巡りの参考になってくれていれば嬉しいです。

さて、ベスト10は私の希望で最後の記事とさせて頂きました。過去の記事をご覧いただければ分かりますが、ランキングは一切出さなかった自分です。「滝に順列を着けるなんて不届き千万!」なんて高尚な考えではなく、ただ選べなかっただけです。選ぶのが面倒だったのです。
でも最後くらいちゃんとしなきゃなと思って、自分から「ベスト10を決めましょう」と佐竹さん森本さんにお願いしました。
言いだしっぺだから、責任もってちゃんと選びました。

ランキングを決めるにあたって、ただ気分だけで決めるのもいかがかと思い、評価基準を5つ設けました。
①水の美しさ
②水の迫力
③居心地
④行き易さ
⑤飛沫

感動した五つ星評価の滝を全て10段階で評価点をつけてその上位がベスト10になる訳ですね。

例えば①の「水の美しさ」。これは分岐瀑が高得点を得易いです。具体的にはこんな↓滝。
Photo栃木県「霧降の滝」 これは10点。

②の「水の迫力」。これは逆に直瀑が有利。
Photo_2福島県「三条の滝」 これも10点。

③の居心地。これは結構大事。どんなに素晴らしい滝だって落ち着いて見れなければ満足なんて出来ません。ゆっくり見たいですし。
Photo_3←こんな状況でしか見れない滝は1点と低評価。
Photo_4山梨県「行者の滝」のように滝前が広く、のんびり休めて、かつ人が来ない状況が10点になります。

④の行き易さ。楽なのに越した事ないです。究極言えばPhoto_5秋田県「銚子の滝」のように車を下りなくても見れる滝が10点です。逆に長い時間歩かされたり、ロープを使うような危険な滝は低評価です。

⑤の飛沫。私にとって一番大切にしている点です。飛沫あっての滝! 飛沫こそ生き甲斐! ですから。

以上の五つの評価基準からベスト10を発表させて頂きます!

10位 岐阜県「パノラマ滝」
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この岩盤に心奪われました。滝自体はそれほど大きくありませんが、程よい飛沫と異様な景観が今でも忘れられません。

9位 秋田県「安の滝」

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やっぱりベスト10に入っちゃいますよね。綺麗でおっきいですもん。あまりにも感動して、見ず知らずのおじさんに「この滝凄いっすね!」って感動を共感したくて声をかけちゃったくらいです。

8位 栃木県「三沢大滝」

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巨瀑が二本同時に見れるとはね~。驚きですよ。行き易さという点では最低点に近いですが、それ以外がどれも高評価でした。

7位 奈良県「岩屋谷雄滝」

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もう別格。想像していた大きさよりも実際は数倍も大きくて度肝抜かされました。写真では伝わり辛いですが、落差130mの広々とした空間は圧巻です。

6位 奈良県「迷滝」

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滝の中で遊べます。滝と戯れられます。ゆっくりまったり滝と向き合えてリラックス出来ます。水の流れはいつまで見てても飽きない美しさ。奈良県って本当に凄いね。

5位 新潟県「惣滝」

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直瀑サイコー! 飛沫サイコー! 百選でメジャーな滝だけど人はほとんど来ない。迫力、居心地、飛沫で高得点を得てランクイン!

4位 宮城県「不帰の滝」

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見事な景観です。直瀑なのに分岐瀑のような末広がりが素敵。落石の恐れがある点から居心地はあまりよくないですが、その迫力と飛沫は凄まじい物がありました。

3位 山梨県「北精進ヶ滝」

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訪問は7回。よく行ってますね。滝下、紅葉、氷瀑と色々な表情を堪能しました。どれも素晴らしい。美しいし迫力あるし、飛沫はハンパないし文句なし。
ちなみに道路通行止めで4回シャットアウト喰らっている点で、苦労ゆえに思い入れも強いです。

2位 石川県「百四丈の滝」

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この滝が1位だったら、妥当だけど面白くないなぁと思っていたところ、まさかの2位。難所ゆえに行き易さが1点だったのが響きましたね。苦労に見合う本当に美しい滝です。滞在時間が1時間しか得られず、不完全燃焼なのでもう一度アタックしたいですね。

1位 三重県「千尋滝」

Sdsc_0385_2 Sdsc_0359

まさかの1位です。自分でもビックリです。でもこの自分で作った評価基準だと千尋滝が1位になりました。
直瀑と分岐瀑の間にある滝なので、美しさ・迫力共に高評価。居心地も素晴らしいし飛沫は当たり続けても疲れないちょうど良い塩梅で10点。
行き易さも危険ってレベルではないので程ほどの点を獲得し、隙がないって感じになりました。
百四丈はかなり気合いれないと辿り着けない滝ですが、千尋滝は半日仕事だからゆっくり滞在できるし何度でも行きたい滝です。埼玉から三重まで遠いのがネックで気軽に行けないのが辛いです。
娘の名前? 気のせい気のせい。

以上、私BALが選ぶベスト10でした。HPに評価リストを上げましたので、そちらをご覧いただければ幸いです。ほとんど手付かずだった「感動の滝々」のページが埋められたのでスッキリしました。

HPはこちら↓

http://takibito.sakura.ne.jp/8_kandou.html

こんな長文、ご覧いただきまして本当にありがとうございます。
いやぁここまで作るの本当に疲れました。
ブログが終わりと言っても記事はずっと残しますし、なんか感動した滝に出会ったら記事を書き込みたいとは思っています。

仕事は忙しいし、家族行事が多くてなかなか滝に行けなくなってしまいましたが、滝を辞めるつもりは毛頭ありません。むしろ今も行きたくてウズウズしてます。

皆さんも滝を辞めないで下さいね! いつまでも楽しみましょうね! 怪我はしないように気をつけましょう!

では最後にこの台詞で終わりにします。

俺たちの闘いはこれからだ!某少年漫画、打ち切りによく使われる台詞)

 

どうもありがとうございました!

これまでに訪ねた滝の中から本気でベスト10の滝を選んでみました(3号佐竹)

今までも何度となくベスト○○の滝を妄想したことがありますが、
今回は本気で悩んで悩み抜いて考え抜きました。でも
この記事が滝のことを紹介する最後の記事になると思って、私の
20年の滝人生のすべてを振り返って真剣に考えました。

まずは10滝に絞るのが大変でした!
そして次に大変だったのが順位を付けること。

では10位から順番に紹介させていただきます。


10位→蔵王不動滝(宮城県)
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この滝がすごい!で森本さんが紹介された滝です。滝壺から観る蔵王
不動滝は全国屈指といっても決して差し支えがない豪快な姿をしています。


9位→北精進ヶ滝(山梨県)
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直瀑としては那智の滝に次ぐ121mの落差を誇る滝。しかも那智の滝とは
違って滝直下まで行けるのが大きな魅力。もちろん滝直下は最高の景観で
あることは言うまでもありません。


8位→祇園滝(宮崎県)
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滝壺周辺の岩盤はこの滝を形成するためだけに造られたかのように高く
鋭く切り立って窪んだ形となっていて、滝直下から見上げるとその景色の
中に自分が吸い込まれそうな錯覚を覚える摩訶不思議な空間となって
います。名瀑揃いの九州の滝の中でも屈指の滝であると思います。


7位→白糸の滝(静岡県)
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日本屈指の美瀑で日本を代表する名瀑の一つ。もし、滝初心者の方を
どこかの滝に連れていくとしたら、私は迷わずにこの滝に連れて行きます。


6位→清五郎の滝(三重県)
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この滝がすごい!で私が紹介させていただいた滝です。落差120mと
いわれていますが、実際には最低でも180mは下らないのではないかと
思います。有無を言わさぬ圧倒的な存在感と落差を誇る日本有数の滝
です。実際の落差はどのくらいあるのかちゃんと測定してみたいところです。
とにかく規格外にデカいです!


5位→澗満滝(長野県)
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滝壺に行くのは困難を極めますが、滝壺から観たその姿は落差・水量・
背後の岩盤・周囲の景観とすべてが素晴らしく、圧倒的な迫力と美しさを
あわせ持った日本最高級の滝の一つです。


4位→岩屋谷雄滝(奈良県)
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落差130mで滝壺での幅は20m以上あります。圧倒的な存在感と
絶対的な王者の風格と尊厳を漂わせている『日本の分岐瀑の頂点に
君臨している孤高の滝』です。滝はいつくもの分岐を繰り返し、末広がりに
広がりながら滝壺へと落ちています。しかも左右対照です。まさかこれほど
までに完璧で非の打ち所がない分岐瀑がこの世にあったとは・・・。


3位→三沢大滝(栃木県)
Dscn0245
この滝がすごい!でBALさんが紹介された滝です。落差7~80mの2つの
滝が一つの滝壺に落ちているという奇跡的な絶景です。滝直下から見上げた
「2つの滝が落ちてくる姿」は一度観たら目に焼き付いて絶対に忘れることは
できないだろうというような強烈な景観です。


2位→華厳の滝(栃木県)
Dscn0056
もし華厳の滝壺に行ければそれこそ『日本一の滝』になるんじゃないか」
という予感がありましたが、まさにその通りの姿をしていました。華厳の滝は
名実共に日本三大名瀑であり、紛れもなく日本を代表する滝の一つである
ことに疑問の余地はありません。森本さんとプラリネさんと一緒にアタックしました。


1位→安の滝(秋田県)
Dscn1451
この滝は日本中の素晴らしいといわれているすべての滝を掛け合わせた
ような完全無欠の滝で、力強さとやさしさ、豪快さと繊細さ、静と動など
本来なら相反する要素が何の矛盾もなく体現されている滝です。

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日本の滝百選マップ(地図)

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