ぶっちゃけ、いつまで滝巡りをすると思う?(3号佐竹)
いつまで滝巡りをするかというよりも、いつ滝巡りを
引退するのかということはいつも考えています。
生意気なことを言えば、もう行きたいと思う
残っている滝は厳しい滝ばかりだからです。
事実、昨年訪ねた滝などは、体力も技術もない
私には人一倍厳しい滝ばかりで、いつもギリギリ
一杯で何とか帰ってくるという有り様でした。
いつか大ケガをしてしまうのではないか?
事故に見舞われる前に滝巡りはやめた
方がいいんじゃないかとよく考えます。
昨年、これまでに訪ねた滝で一番行程が厳しかった
岩屋谷滝にアタックした際に途中何度も諦めかけた
上に、最終的に雄滝には何とか到達することができた
ものの、雌滝へのアタックは断念せざるを得なかった
ことなどもあり、これが潮時かな…。って
本当にそう思いました。
最近、BALさんとよく話をするのですが「無性に
滝巡りをしたくなる時期というのが人(滝好き)
には必ずある」と思います。
実際、私も滝通選手権に出たあとは、必要に迫られた?
ということもあり、質より量って感じでとにかく滝と名前が
付くものを片っ端から訪ね歩いた時期が数年間に渡って
ありました。
が、ここ数年は逆に量より質になり、一日一滝なんて
いうのが当たり前になりました。昔、森本さんが
一日一滝と話しているのを聞いて「奇特な人だなぁ~」
と思っていましたが、いつの間にかに私も「その奇特な人」
になってしまいました(笑)
奇特な人と言えば、滝仲間のAURISさんや
サモサンさんは昨年だけでも年間400本以上の
滝を訪ねたそうです。
さらにいせ君は500本以上の滝を訪ねたとか
訪ねてないとか…。
もうこうなると○本以上というよりも異常
って感じですが(笑)
(ちなみに森本さんもAURISさんもいせ君も茨城県
在住の滝ヤさんで、滝業界では茨城県の滝ヤは
『○○しい』ともっぱらの評判です。)
あー、話が脱線しましたが、いつまでも同じ
モチベーションで滝と向き合うのは無理ではないか、
また何十年と滝と向き合っていればその時々で
向き合い方が変わるのも当たり前ではないかと
最近はごく自然にそう思います。
実際に近いところのお手軽滝から攻めていけば、
必然的に残るのは遠いところとアタックするのが
厳しく時間も掛かる滝ばかりになります。さらに
家庭環境や仕事の忙しさなどによっても滝巡りに
割ける時間というのも変わってきます。
以前、滝巡りをガンガンしていた人でも最近
すっかり音沙汰のない人、ホームページの更新が
完全に止まっている人なども少なくありません。
私も一時期に比べて近年は確実に訪問する
滝が減っています。
かといって滝への情熱が衰えたわけでもなさそうです。
いつまで滝巡りをするかなんていうのは愚問
だと思います。多分元気なうちは時間が許す限り
滝巡りはすると思います。
滝の訪問数が滝がどれだけ好きかの指標に
なるわけでもないでしょうし、行程が厳しい滝に
アタックすることが特別にエラい訳でもないと思うので、
これからも風の吹くまま気の向くままに、
自然体で滝と接していければいいかなぁ~
と思っている今日この頃です。
(3号佐竹)
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