もう一度一人で行けと言われても多分無理な滝(4号BAL)
基本的には一人で行ける所しか行かないので、無理ってのはないです。
例えば、難関な滝に連れてって貰う場合
何らかの原因でパーティーとはぐれてしまったら、自力で帰らないといけない。
そんなケースを想定していれば、「一人では行けない」とは言えないですよ。
ちゃんと帰ってこれるって事は、ちゃんと行ける証拠ですから。
もし、そのケースで帰れないのなら、自分の命を蔑ろにし過ぎです。自殺行為と同じだと思います。
地図を持たないで、ついて行けば着くだろって気軽にパーティーに加わり、ふと気付いたら皆の姿が見えない。
登山道があって案内の看板があるところなら、それでも無事に帰れるでしょう。というかそんな所なら一人で行けるはず。
一人で行けないのは道のない所だったりのいわば秘境。
そんな所ではぐれてしまい、地図を持たないあなたは今どこにいるのか分かるのでしょうか。どうやって帰るのでしょうか。
夜を迎えてしまったらヘッドライトを持っていないと足元も見えないですよ。
だから私は地図を持参して、ヘッドライトをザックの中に入れて、来た道を常に確認して、一人になってもちゃんと帰れるようにと想定しながらパーティーの中を進んでいます。
自分の命は自分で守らないとね。人に預けちゃ駄目っすよ。例え金払ったガイドツアーであっても。
ま、私自身がそのような点で森本さんにお叱りを受けたので偉そうに言えないんですけどね。
滝に夢中で帰路に夜を迎えてしまった時、ヘッドライトを持っていない自分は動けなくなっちゃいました。森本さんがいたから帰れたけれど、もし一人だったらと思うとゾッとする経験でした。
もしも、連れてって貰ったのに次回も一人で行けないというのなら、上記にようにただついて行っているだけで道中をあまり覚えていないのではないでしょうか。だとしたら、それは怠慢です、甘えです。
一人で行ける、帰れるってのを想定して歩いていれば次回は大丈夫になれるように成長していると思いますから。
まぁ特殊道具を使っていて、まだその経験がないのなら、それは一朝一夕で培えるものではないのでやむを得ないと思いますが。
さて、「一人で行けない滝」は少なからずあります。
それは冬山の氷瀑です。
スタッドレスタイヤは持ってないし、雪道の運転は不慣れ。
怖くてハンドル握れないので山に近付く事すら出来ませんよ。
冬はいつも連れてって貰ってます。こんな私を連れてってくれて本当に感謝しています。
先月末に訪問した山梨県の「両門の滝」
水は綺麗だし、穏やかな流れでまさに美瀑。
片道5時間(休憩やら寄り道しつつ)掛かりました。
この時は7人で挑みましたが、一人で行けと言われたら自信満々に「行ってきます!」と言いますよ。
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コメント
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ご無沙汰しています。
複数人で行く意味って最後は事故があった時にどうだってことじゃないですかね。
自分も先日ある人から一人で行くときはせめてビバーグ用の袋と下着・非常食だけはもっていけと言われて袋を購入しました。それで2・3日はもつだろうということです。
骨折などして自分が動けなくなったら誰かに助けを求めないといけない。
滑落して一気に死んじゃえば関係ないでしょうけど、簡単には死ねないかも
投稿: hajime | 2013年6月14日 (金) 11時27分
hajimeさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
大勢の場合は誰かがサポートしてくれるという安心感はあります。だから私も困難な滝には皆さんの力を借りて挑むときもあります。
私のザックにも常に非常食とツェルトを忍び込ませています。使うような事故に遭わないようにお互い気をつけましょう!
投稿: BAL | 2013年6月14日 (金) 23時23分
私の滝ブログにお越しくださいまして有難うございます。
まだ、滝の経験も浅く単なる「滝愛好家」の域を脱っしていない高齢者です。
主として静岡県内や山梨県あたりの安全な滝をほとんど一人で、歩いています。
先日称名滝へ行きましたのは、ブロ友で滝友のお茶さんと二人連れでした。
もしも間違えていましたらお詫びしますが、以前、私のホームブログにコメントをいただいたことがあるような気がするのですが、そちらのハンドルネームはyo-shi2005で、URLは http://yosihisa.exblog.jp です。
リンクについては詳しいことはわかりませんが、ご自由になさってください。
また掲載した画像などもみんなフリーにしています。
私のブログなど大したお役には立たないと思いますが、こちらには時々お邪魔して、、勉強させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: takihanayosio | 2013年6月16日 (日) 21時11分
>takihanayosioさん
先日コメントさせていただきました3号佐竹です。早速リンクをさせて
いただきました。takihanayosioさんのブログは滝に至るまでのこと
などもレポートされていてとてもわかりやすかったです。こちらの方
こそ、時々お邪魔させていただきたいと思いますので、宜しくお願い
します。
投稿: 3号佐竹 | 2013年6月16日 (日) 21時25分