大杉谷、七ツ釜滝情報(3号佐竹)
いやぁ~ついに待ちに待った七ツ釜滝への
道が復旧しましたね
何でも待ち切れずに4月28日の開通と同時に
行った某BALさんのような人もいたみたいですね。
(どんだけなんだよ!)
さて、私は5月4日に日帰りで七ツ釜へと
行って帰ってきました。実は私が訪ねた5月4日は
それまでの3日間で450ミリの雨
が大杉谷に降った後
(実は当日も天気予報がハズレ、雨が降ったり止んだり…、
かと思うと天気が良くなったりの繰り返しでした)で、
宮川(七ツ釜滝の下流の川)は大増水をしていました。
道中は死亡事故が多発しているという警告の
看板が何度も何度も何度も出てくるコースで、
事実、登山道を歩き始めるとすぐに鎖場が登場するなど、
いきなりビビらされますが、そうはいっても千尋滝までは
比較的楽なコースです。但し、千尋滝を過ぎると
一気に難易度が増しアップダウン
が厳しくなります。
しかしながら、2004年の水害で大打撃を受け、通行止めと
なっていた登山道が7年間の封印から満を持して開通しただけ
あって、道中はきちんと整備が行き届いていて、少しでも
危ないと思われる箇所には何らかの対策が施されているなど、
誤解を恐れずにいえば、集中力を切らすことなく、気を
抜かずに進みさえすればまず問題のない登山道で、日本三大渓谷
である大杉谷を横目にしながら進む
飽きることのないとても楽しいコースだと思います。
(但し、確かに落ちたらまず助からないよなぁ~という
高度感がある道がずっと続き、平らで開けたところは
皆無に等しく、吊り橋も10本くらいあるので高いとこが
苦手な人にはかなりツラいかも知れません…)
また、先ほども述べたように大杉谷は日本でも有数の
多雨地帯であり、すぐにまとまった雨が降り、それに伴って
川の水も増水して、登山道は危険が増しますので、
大杉谷にお出掛けされる際には天気予報をよくチェックの上、
訪ねて下さい。
ちなみに私のコースタイムは
『行き』
第三発電所登山口4時38分発→千尋滝6時58分着
→シシ淵8時29分着→ニコニコ滝8時56分着→
平等嵓9時28分着→桃の木山小屋10時32分着→
七ツ釜滝11時00分着
『帰り』
七ツ釜滝12時00発→桃の木山小屋12時37分着
→平等嵓13時31分着→ニコニコ滝13時51分着→
シシ淵14時27分着→千尋滝16時00分着
→第三発電所登山口18時58分着
でしたかなりの長丁場なので、可能ならば
桃の木山小屋に一泊することをお勧めします。
最後に大杉谷の道中の写真を
チャカチャカ貼り付けますね!
(千尋滝・落差140m~180mまで諸説が
あります。軽く百選を超越しています!)
(シシ淵・奥にニコニコ滝が見えます)
(二本の滝・間近で見れます)
(ニコニコ滝・この滝も百選クラス)
(平等嵓・絶景です)
(無名滝?そんなバカな。。。)
(桃の木山小屋)
(岩盤を削ったように道が作られている)
(七ツ釜滝)
(3号佐竹)
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大杉谷。2度ほど足を踏み入れていますが、平等嵓だけは行ったことがないので次の機会にでも行っておきたいですねー。
七ツ釜滝~光滝間の大規模崩壊は実際に目の当たりにして、どうやっても一般登山者向けには解放不能なんじゃないかと思いましたが、どうなるんでしょうね。
個人的にはあの光景に感動したので、ここはあのまま遺してもらいたいところですが。
投稿: Evergreen | 2012年6月 5日 (火) 10時53分
>Evergreenさん
コメントありがとうございます。噂には聞いていますが、崩落現場は
スゴいことになってるんでしょうね。一応復旧計画の話もあるそうですが、
一体どうなるのでしょうね。
投稿: 3号佐竹 | 2012年6月 8日 (金) 12時37分