枯れ滝との悲劇の?遭遇(3号佐竹)
紀伊半島は名瀑が目白押しで滝マニアにはちょっとした
ホットポイントである。中でも那智勝浦から熊野本宮大社の
周辺には日本三大名瀑(瀑布)の那智の滝をはじめとして、
日本の滝百選にも選ばれている桑の木滝や布引の滝
さらには百選の滝と比べても何ら遜色がないのではないか?
と思える鼻白の滝や宝竜滝
などなど、実に様々な
滝が存在して本当に素晴らしい
エリアである。
しかしながら、紀伊半島(というか、和歌山県)にはあまり知名度
はないが、実はもう一つ百選の滝が存在している。その名を
『八草の滝』という。
先ほどの那智勝浦から熊野本宮大社という一大観光地に存在
している那智の滝などとは違い、八草の滝は周辺には何の観光
スポットもない。それこそ滝に興味でもなければ絶対に行かない
だろうという辺鄙な場所に存在している滝である。
そんな場所に存在していることもあり、私はまだ夜が明けない
真夜中に八草の滝へと向かった。もちろん朝イチで八草の滝
を観るためである。そして八草の滝に到着した時にはまだ空は
明ける気配がまったくない真っ暗な空だった。
車で仮眠を取ること1時間余り。ようやく周囲も明るく
なってきたので、車を降りて八草の滝を探してみた
ものの、どこにもない
ないない
ない
一体全体どういうこと
そして、しばらくしてようやく理解して観念しました。
八草の滝は枯れているのだと。。。
遠隔地にある滝は、そう何度も行けるものではない。
また滝に到達するまでに何時間も掛かることもある。
そうした数々の難題・障壁を乗り越え、辿り着いた滝に
水がチョロチョロとしか流れてなかったとしたら…。
どれだけ落胆するかは説明するまでもないだろう。
それでもまだチョロチョロとでも流れていればまだ
マシな方だが、水が一滴も流れていなかったとしたら、
これなどは本当に痛恨の極み
であるといえるだろう。。。
(3号・佐竹)
« 枯れ滝との悲劇の?遭遇(2号大藤) | トップページ | 枯れ滝との悲劇の?遭遇(4号BAL) »
「3号佐竹の記事」カテゴリの記事
- このブログでの活動を休止します(3号佐竹)(2015.03.24)
- 今年の目標(3号佐竹)(2015.01.10)
- 明けましておめでとうございます。(2015.01.01)
- ~今年を振り返って~(前振り)(2014.12.07)
- ~今年を振り返って~(3号佐竹)(2014.12.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント