楽しかった五年間(五年間~)
僕たち~(私たちは~)
滝通ブログを~
(一同)卒業します!
本当に長らくお世話になりました! どちらかというと辛いというイメージしか残っていない滝通ブログですが、よくここまで続けて頑張ったなぁと自分をちょっと褒めてあげます。
ここまで続いたのは佐竹さんに尻を叩かれまくった結果でしょう。よくぞあれだけのネタを思いついたものです。マジ凄いっす。
思い返せば、この滝通ブログを始めるよと嫁さんに伝えたときに「また滝の時間が増えるのね」と棘のある言葉を頂いたのをよく覚えています。
通勤時にケータイで記事の下書きをして、帰宅してからPCを立ち上げて文書作って写真を選んで、その作業は深夜まで続いて、あげく会社を遅刻したこともありました。
3~4日に一度は自分の番が回ってくるピーク時は大変でした。終始ブログのことを考えている感じでした。よく乗り切ったものです。
記事のペースが落ちてからは自分のアップ日を忘れてしまって、(未完)で上がったこともシバシバ。ご迷惑おかけしました。
そんなこんな沢山の記事と写真を貼り付けましたが、どれか一つでも皆さんの滝巡りの参考になってくれていれば嬉しいです。
さて、ベスト10は私の希望で最後の記事とさせて頂きました。過去の記事をご覧いただければ分かりますが、ランキングは一切出さなかった自分です。「滝に順列を着けるなんて不届き千万!」なんて高尚な考えではなく、ただ選べなかっただけです。選ぶのが面倒だったのです。
でも最後くらいちゃんとしなきゃなと思って、自分から「ベスト10を決めましょう」と佐竹さん森本さんにお願いしました。
言いだしっぺだから、責任もってちゃんと選びました。
ランキングを決めるにあたって、ただ気分だけで決めるのもいかがかと思い、評価基準を5つ設けました。
①水の美しさ
②水の迫力
③居心地
④行き易さ
⑤飛沫
感動した五つ星評価の滝を全て10段階で評価点をつけてその上位がベスト10になる訳ですね。
例えば①の「水の美しさ」。これは分岐瀑が高得点を得易いです。具体的にはこんな↓滝。
栃木県「霧降の滝」 これは10点。
②の「水の迫力」。これは逆に直瀑が有利。
福島県「三条の滝」 これも10点。
③の居心地。これは結構大事。どんなに素晴らしい滝だって落ち着いて見れなければ満足なんて出来ません。ゆっくり見たいですし。
←こんな状況でしか見れない滝は1点と低評価。
山梨県「行者の滝」のように滝前が広く、のんびり休めて、かつ人が来ない状況が10点になります。
④の行き易さ。楽なのに越した事ないです。究極言えば秋田県「銚子の滝」のように車を下りなくても見れる滝が10点です。逆に長い時間歩かされたり、ロープを使うような危険な滝は低評価です。
⑤の飛沫。私にとって一番大切にしている点です。飛沫あっての滝! 飛沫こそ生き甲斐! ですから。
以上の五つの評価基準からベスト10を発表させて頂きます!
10位 岐阜県「パノラマ滝」
この岩盤に心奪われました。滝自体はそれほど大きくありませんが、程よい飛沫と異様な景観が今でも忘れられません。
9位 秋田県「安の滝」
やっぱりベスト10に入っちゃいますよね。綺麗でおっきいですもん。あまりにも感動して、見ず知らずのおじさんに「この滝凄いっすね!」って感動を共感したくて声をかけちゃったくらいです。
8位 栃木県「三沢大滝」
巨瀑が二本同時に見れるとはね~。驚きですよ。行き易さという点では最低点に近いですが、それ以外がどれも高評価でした。
7位 奈良県「岩屋谷雄滝」
もう別格。想像していた大きさよりも実際は数倍も大きくて度肝抜かされました。写真では伝わり辛いですが、落差130mの広々とした空間は圧巻です。
6位 奈良県「迷滝」
滝の中で遊べます。滝と戯れられます。ゆっくりまったり滝と向き合えてリラックス出来ます。水の流れはいつまで見てても飽きない美しさ。奈良県って本当に凄いね。
5位 新潟県「惣滝」
直瀑サイコー! 飛沫サイコー! 百選でメジャーな滝だけど人はほとんど来ない。迫力、居心地、飛沫で高得点を得てランクイン!
4位 宮城県「不帰の滝」
見事な景観です。直瀑なのに分岐瀑のような末広がりが素敵。落石の恐れがある点から居心地はあまりよくないですが、その迫力と飛沫は凄まじい物がありました。
3位 山梨県「北精進ヶ滝」
訪問は7回。よく行ってますね。滝下、紅葉、氷瀑と色々な表情を堪能しました。どれも素晴らしい。美しいし迫力あるし、飛沫はハンパないし文句なし。
ちなみに道路通行止めで4回シャットアウト喰らっている点で、苦労ゆえに思い入れも強いです。
2位 石川県「百四丈の滝」
この滝が1位だったら、妥当だけど面白くないなぁと思っていたところ、まさかの2位。難所ゆえに行き易さが1点だったのが響きましたね。苦労に見合う本当に美しい滝です。滞在時間が1時間しか得られず、不完全燃焼なのでもう一度アタックしたいですね。
1位 三重県「千尋滝」
まさかの1位です。自分でもビックリです。でもこの自分で作った評価基準だと千尋滝が1位になりました。
直瀑と分岐瀑の間にある滝なので、美しさ・迫力共に高評価。居心地も素晴らしいし飛沫は当たり続けても疲れないちょうど良い塩梅で10点。
行き易さも危険ってレベルではないので程ほどの点を獲得し、隙がないって感じになりました。
百四丈はかなり気合いれないと辿り着けない滝ですが、千尋滝は半日仕事だからゆっくり滞在できるし何度でも行きたい滝です。埼玉から三重まで遠いのがネックで気軽に行けないのが辛いです。
娘の名前? 気のせい気のせい。
以上、私BALが選ぶベスト10でした。HPに評価リストを上げましたので、そちらをご覧いただければ幸いです。ほとんど手付かずだった「感動の滝々」のページが埋められたのでスッキリしました。
HPはこちら↓
http://takibito.sakura.ne.jp/8_kandou.html
こんな長文、ご覧いただきまして本当にありがとうございます。
いやぁここまで作るの本当に疲れました。
ブログが終わりと言っても記事はずっと残しますし、なんか感動した滝に出会ったら記事を書き込みたいとは思っています。
仕事は忙しいし、家族行事が多くてなかなか滝に行けなくなってしまいましたが、滝を辞めるつもりは毛頭ありません。むしろ今も行きたくてウズウズしてます。
皆さんも滝を辞めないで下さいね! いつまでも楽しみましょうね! 怪我はしないように気をつけましょう!
では最後にこの台詞で終わりにします。
「俺たちの闘いはこれからだ!(某少年漫画、打ち切りによく使われる台詞)」
どうもありがとうございました!
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